エルブス(Elves)の ロードバイクの評判は?安さと魅力、買い方を解説

出典:ELVES公式サイト

「エルブス ロードバイク 評判」と検索すると、その魅力的な値段に関する情報が多く見つかります。

しかし、いったいどこの国のメーカーなのか、詳しい買い方はどうなっているのか、といった疑問を持つ方もいるでしょう。

エルブスは完成車の販売がなく、フレームセットでの購入が基本です。

そのため、購入者自身での組み立てや、ショップへの作業依頼が必要になります。

公式の取扱店は少なく、オンラインでの購入が中心ですが、中古で見かける機会はまだ少ないかもしれません。

人気のエアロモデルであるファラスエボ や、今では希少なリムブレーキ対応モデルもラインナップされています。

この記事では、無料のカラーオーダーという大きな魅力 や、実際のインプレ を交えながら、エルブスの実態を詳しく解説します。

この記事のポイント

  • エルブスのブランド背景と特徴
  • モデル別の性能や実際のインプレ

  • 無料カスタムペイントや購入方法の詳細

  • 組み立てや中古品購入時の注意点

出典:ELVES公式サイト

エルブス ロードバイク 評判の基本

  • エルブスはどこの国のメーカー?

  • フレームの値段と買い方

  • 完成車の販売について

  • 組み立てのポイント

  • 取扱店と中古の有無

エルブスはどこの国のメーカー?

エルブス(ELVESBIKE)は、台湾に本社を置くロードバイクブランドです。

実際の製造は、主に中国の深圳(シンセン)にある自社工場で行われています。

このブランドは、2006年頃からODM(相手先ブランドによる設計・製造)やOEM(相手先ブランドによる製造)事業を展開してきた背景があります。

創業者のDavid氏は、過去にGIANT(ジャイアント)やSpecialized(スペシャライズド)といった世界的な大手メーカーで20年以上にわたりカーボンフレームの設計開発に携わった経験を持っています。

エルブス(ELVESBIKE)とは

  • 本社: 台湾

  • 製造拠点: 中国・深圳(自社工場)

  • 設立: 2016年に独自ブランド「ELVES」を開始

  • 背景: 大手メーカー(GIANT, Specialized)出身者によるODM/OEM事業が前身

その豊富なノウハウを活かし、2016年頃から独自の「ELVES」ブランドを立ち上げるに至ったとされています。

台湾はGIANTやメリダをはじめとする世界的な自転車メーカーが集まる産業の中心地であり、エルブスもその技術的エコシステムの中で生まれました。

設計開発から製造、販売までを自社で一貫して管理することで、生産コストを抑えつつ品質を維持しているのが大きな特徴です。

そのため、安価なだけの、いわゆる「中華カーボン」として一括りにされがちですが、実際には大手メーカーで培われた確かな経験と、自社工場による品質管理に基づいたブランドと言えます。

フレームの値段と買い方

エルブスのロードバイクフレームは、高品質なフルカーボン製でありながら、10万円台後半から20万円程度という比較的安価な値段設定が大きな特徴です。

例えば、最軽量モデルのVanyarが約13万円台、エアロモデルのEglathが約12万円台 など、大手メーカーの同等スペックのフレームと比較すると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。

この価格を実現できる主な理由は、前述の通り、中国の自社工場で一貫生産を行う体制 と、販売代理店や仲介業者を介さずに公式サイト(jp.elvesbike.com)から直接ユーザーに販売するネット直販モデルを採用している点にあります。

購入時にかかる別途費用に注意

エルブスのフレームは海外からの個人輸入という形になるため、フレームの本体価格以外に、以下の費用が商品受け取り時に発生します。

  1. 輸入消費税・地方消費税: 商品価格(本体価格+送料)の約6%。

  2. 通関(立替)手数料: 配送業者(日本郵便など)に支払う手数料。

例えば、あるユーザーが約16万円のフレームセットを購入した際、消費税と地方消費税合わせて9,100円を配達員に支払ったという報告があります。

また、別のケースでは約7,500円、約30万円の注文で約17,900円 だったという例もあり、購入総額を計算する際はこれらの費用を含める必要があります。

購入のプロセスは、主にオンラインで完結します。その具体的な流れを以下の表にまとめます。

ステップ内容補足・注意点
1. 注文公式サイトで希望のモデル、サイズ、BB規格(例:PF30-24 SHIMANO 24MM AXLE)などを選択し、アカウントを登録して注文します。サイズはジオメトリ表を基に自己責任で選ぶ必要があります。
2. 決済支払いは主にPayPal(ペイパル)を利用します。PayPalアカウントの事前作成が必要です。クレジットカードの海外決済制限の解除が必要な場合があります。
3. 詳細確認注文後、メール(英語の場合あり)またはTwitter(X)などのDM(日本語対応可)で、担当者とカスタムペイントのデザインや配送先住所の最終確認を行います。住所登録ミスや、担当者からの確認メールの見落としに注意が必要です。
4. 製造デザイン確定後、フレームの製造(塗装)が開始されます。納期は通常1.5ヶ月から3ヶ月程度ですが、繁忙期(旧正月など)やデザインによって変動します。
5. 発送フレームが完成すると、現物の写真がメールで送られてきます。購入者が写真を確認し、問題がないことを返信すると、商品が発送されます。発送後は追跡番号が発行されます。
6. 受取香港などから発送され、日本国内では日本郵便のEMSなどで配達されます。配達時に前述の消費税と手数料を支払います。

出典:ELVES公式サイト

完成車の販売について

エルブスは「完成車」での販売を行っていません。

販売されているのは、基本的にフレームセット(フレーム、フォーク、モデルによっては専用ハンドルやシートポスト、BB、ヘッドセットなどが付属)のみとなります。

この販売方針の理由は、ユーザーに最大限のカスタマイズ性を提供するためです。

購入者がコンポーネント(変速機やブレーキ)、ホイール、サドル、ペダルなどを自由に選び、自分の好みや予算、ライディングスタイルに合わせた理想のバイクをゼロから作り上げる「バラ完」を前提としています。

「バラ完」とは、ロードバイクの心臓部であるフレームセットを基に、コンポーネント、ホイール、ハンドル、サドルといった全ての構成部品(パーツ)を個別に選定・購入し、一から組み上げて一台の自転車を完成させることを指します。

また、エルブスが完成車の組み立てコストや多様な仕様の在庫を管理するコストを削減できるため、結果としてフレームセット自体の価格を安価に抑えることにも繋がっています。

したがって、エルブスのフレームを購入した場合、別途コンポーネント(例えばシマノ105 Di2など)やその他のパーツ類をすべて自分で用意する必要があります。

既にロードバイクを所有している場合は、古いバイクからパーツを移し替える(載せ替える)ことで、初期費用を抑える選択も可能です。

あるユーザーの例では、フレームとハンドルを約16万円で購入し、コンポーネント(105 Di2)や工賃などを合わせて、総額が約41万6千円になったと報告されています。

選ぶパーツのグレードによって、総額は大きく変動します。

組み立てのポイント

前述の通り、エルブスはフレームセットでの販売となるため、購入後に必ず「組み立て(バラ完)」の作業が発生します。

この組み立て作業には、ロードバイクに関する専門知識と専用の工具が不可欠です。

特にカーボンフレームはデリケートであり、ボルトの締め付けトルク(力加減)を正確に管理する必要があります。

トルク管理を誤ると、フレームや高価なパーツを破損させてしまう重大なリスクがあります。

組み立ての主な難所

組み立て作業の中でも、特に以下の点は難易度が高いとされています。

  • BB(ボトムブラケット)の圧入:

    新興メーカーゆえの個体差として、BBシェルの精度が甘く、圧入が非常に困難だったり、付属のBBでは回転が重かったりするケースが一部報告されています。

  • ワイヤー・ケーブルの内装:

    特にFalath EVOのようなフル内装エアロフレームは、ブレーキホースやシフトケーブル(またはDi2の電線)をハンドルやフレーム内部の狭い空間に通す作業が非常に複雑で、高い技術を要します。

  • 専用パーツの取り扱い:

    モデル専用のシートポストクランプ や、内装用ヘッドセット、アンカーナット など、一般的な規格と異なる部品の取り扱いには注意が必要です。

 

ショップ依頼の重要性

これらの理由から、組み立ては自分で行うのではなく、経験豊富なプロショップに依頼することが強く推奨されます。

ショップに依頼すれば、安全性が確保されるだけでなく、万が一トラブルが発生した際にも安心です。

例えば、前述のBB精度不良のような問題が発生した場合、ショップが窓口となってメーカーと直接やり取りし、状況の説明や代替部品(以前使っていたBBなど)の送付依頼といった対応をしてもらえる可能性があります。

ただし、全てのショップが持ち込みフレームの組み立てに対応しているわけではないため、購入前に必ず「フレームの持ち込み組み立て(バラ完)」に対応してくれる自転車ショップを近隣で探しておくことが非常に大切です。

自分で組み立てる場合の注意点

もし自身で組み立てに挑戦する場合は、トルクレンチの使用が必須です。

また、購入するフレームに対応したBB規格(例:PF30-24)や、コンポーネントの互換性(例:電動コンポーネント専用フレームか、機械式も対応か)を、注文前に公式サイトで正確に確認することが求められます。

取扱店と中古の有無

エルブスは、基本的に実店舗の「取扱店」を介さず、公式サイトでのインターネット直販を基本としています。

これは、販売代理店などの中間コストを削減し、製品価格を安価に抑えるためのビジネスモデルです。

このため、購入前に実物を見たり、試乗したりすることは原則として困難です。

フレームサイズの選定は、公式サイトに掲載されているジオメトリ表(フレームの寸法が記載された設計図)を見て、自身の体格や現在乗っているバイクと比較して判断する必要があります。

サイズ選びに不安がある場合は、専門ショップでフィッティングサービス(有料)を受けてアドバイスをもらったり、ジオメトリ比較サイト(例: bikeinsights.com)を活用したりするのも一つの方法です。

前述の通り、購入前に、フレームの持ち込み組み立て(バラ完)に対応してくれる自転車ショップを近隣で探しておくことが非常に大切です。

中古品については、まだ新しいブランドであることや、直販がメインであることから、中古市場での流通量は多いとは言えません。

もし中古で購入を検討する場合は、細心の注意が求められます。

中古カーボンフレーム購入時の注意点

  1. 内部ダメージのリスク:

    カーボンフレームは、落車などによる衝撃で、見た目では分からない内部のダメージ(ヒビやクラック)を抱えているリスクがあります。これらは走行中の重大な事故に繋がる可能性があるため、可能な限り専門家による点検を受けることが推奨されます。

  2. 保証の対象外:

    エルブスはフレームセットに対して5年間のメーカー保証を提供していますが、この保証は基本的にファーストオーナー(最初の購入者)のみが対象となります。中古購入では保証が受けられない可能性が非常に高いことを認識しておく必要があります。

出典:ELVES公式サイト

エルブス ロードバイク 評判と魅力

 

  • 無料のカラーオーダー

  • 人気モデル ファラスエボ

  • リムブレーキモデルも選択可

  • 実際のインプレ

  • 総括:エルブス ロードバイク 評判

無料のカラーオーダー

エルブスの評判を語る上で欠かせない最大の魅力が、追加料金無料の「カスタムペイント」サービスです。

通常、他社ブランドでカラーオーダーを行えば高額なオプション料金が発生しますが、エルブスはこれを標準サービスとして提供しています。

これにより、世界に一台だけのオリジナルデザインのバイクを、手頃な価格で手に入れることが可能です。

オーダー方法①:3Dシミュレーター

公式サイトで提供されている「3Dカスタムペイントアプリ(elvescustompaint.com)」を使用する方法です。

このツールでは、専門知識がなくても誰でも簡単にフレームモデルを選び、豊富な塗装パターン(例:EP-002など)、メインカラー、サブカラー、ロゴの色(白、黒、クロムシルバー、ゴールドなど)を指定できます。

3Dモデルをマウスで回転させながら、あらゆる角度から仕上がりイメージを確認できるため、非常に便利です。

デザインが決定したら、発行されるデザイン番号(例:E20230921-1)を控えておき、フレーム注文時に伝えます。

オーダー方法②:担当者との直接相談(DMなど)

Twitter(X)やInstagramのDM(ダイレクトメッセージ)を通じて、日本語対応可能なサポート担当者と直接やり取りする方法です。

「こんなイメージで」といった参考画像の提示や、手書きのラフスケッチなどでイメージを伝えると、担当者がデザイナーと連携してデザイン案(イメージ図)を作成してくれます。

このデザイン案は、納得がいくまで何度でも修正を依頼することが可能です。

ネーム入れなどのリクエストにも対応しています。

やり取りは迅速かつ丁寧で、日本語でスムーズに進められる点も高く評価されています。

このサービスを利用する上での注意点として、デザインの著作権はエルブス側に帰属する場合があり、自分のデザインが公式SNSなどで紹介されたり、他者の注文に利用されたりする可能性があることが挙げられます。

また、当然ながら、カスタムペイントを選択するとデザインの確定や塗装作業のため、標準カラーよりも納期が長くなります。

目安として、デザイン確定からフレーム製作(塗装)完了までに1.5ヶ月から3ヶ月程度の時間が必要とされています。

人気モデル ファラスエボ

出典:ELVES公式サイト

ファラスエボ(Falath EVO)は、エルブスのラインナップの中で特に人気の高い、フル内装・フルカーボンのエアロロードモデルです。

トップチューブから専用の一体型ハンドルまでが滑らかに繋がる(面一になる)攻撃的なエアロ形状が外観上の大きな特徴です。

空気抵抗の低減を追求した設計で、特に時速30km/hを超えてからの平坦路での高速巡航や、速度維持が楽になると高く評価されています。

Falath EVO(ファラスエボ)の特徴

  • モデル特性: エアロロード(UCI認証)

  • 得意な分野: 高速巡航、平坦路、レース

  • 主な仕様: フルカーボン、ディスクブレーキ、ケーブルフル内装

  • 重量傾向: Vanyar(軽量モデル)よりは重いが、エアロモデルとしては標準的

  • 快適性: 32Cなどのワイドタイヤに対応可能 で、エアロロードながら乗り心地も良好との評価あり。

走行性能については、エアロロード特有の硬さはあるものの、ガチガチに硬すぎることはなく、路面からの振動吸収性も一定レベルで確保されており、乗り心地も比較的良いというインプレが見られます。

これは、32Cといったワイドタイヤの装着が可能な設計であることも影響していると考えられます。

一方で、ネガティブな点としては、漕ぎ出し(ゼロスタート時)にやや重さを感じるという意見 や、高強度で踏み込んだ際にBB周りやフレーム全体の横剛性がやや柔らかく(しなるように)感じるという指摘もあります。

ただし、この「しなり」は、逆に「脚が残りやすい」「ため感がある」といったポジティブな側面として捉えるインプレもあります。

このモデルはUCI(国際自転車競技連合)の認証も受けており(または取得予定とされており)、レースでの使用も想定された本格的な仕様です。

ただし、ブレーキやシフトのケーブル類が全てハンドルとフレーム内部を通る「フル内装」システムを採用しているため、組み立てやメンテナンスの難易度は非常に高い点に留意が必要です。

また、最新のモデルでは機械式コンポーネントに対応しておらず、Di2などの電動コンポーネント専用設計となっている可能性があります。

リムブレーキモデルも選択可

現在のロードバイク市場では、制動力の高いディスクブレーキが完全に主流となっています。

大手メーカーの多くが新型モデルの開発をディスクブレーキ専用にシフトしている状況です。

そうした中で、エルブスは軽量性やメンテナンス性を重視するユーザーのために、「リムブレーキ」に対応したフレームも継続してラインナップしています。

これは、少しでもバイクを軽量に仕上げたいヒルクライム(登坂)用途や、すでに所有しているリムブレーキ用の高性能なホイールやコンポーネントを流用したいユーザーにとって、非常に大きな選択肢となります。

代表的なリムブレーキ対応モデルとしては、ブランド最軽量を誇るヒルクライムモデルの「Vanyar(ヴァンヤール)」があります。

Vanyarはディスクブレーキ版とリムブレーキ版の両方が用意されており、特にリムブレーキモデルはUCI認証も取得しています。そのフレーム、フォーク、シートポストを合わせた重量は約1.28kgと非常に軽量です。

また、エンデュランス(長距離快適)モデルとされる「Quendi(クエンディ)」も、リムブレーキ専用モデルとして提供されています(※本国仕様については異なる場合があります)。

ブレーキタイプ主なメリット主なデメリット
リムブレーキ・構造がシンプルで軽量 ・メンテナンスが比較的容易 ・既存のパーツを流用しやすい・雨天時や濡れた路面で制動力が低下する ・カーボンホイールの場合、リムの摩耗が懸念される
ディスクブレーキ・天候に左右されにくい安定した制動力 ・軽い力でブレーキ操作が可能 ・ワイドタイヤとの相性が良い・リムブレーキに比べて重量が重くなる ・構造が複雑でメンテナンス(特に油圧式)の難易度が上がる

リムブレーキのシステムは、ディスクブレーキに比べて構造がシンプルで部品点数も少ないため、バイク全体の重量を軽く仕上げられるメリットがあります。

ただし、雨天時の制動力低下といったデメリットも理解した上で選択することが大切です。

実際のインプレ

実際にエルブスのバイクを購入し、組み立てて乗ったユーザーからのインプレ(レビュー)では、総じて価格に対する性能、すなわちコストパフォーマンスの高さが評価されています。

ポジティブなインプレ

出典:ELVES公式サイト

多くのユーザーが、特にアルミロードバイクからの乗り換えにおいて、性能の明らかな向上を体感しています。

例えば、エアロモデルのFalath EVOでは「平坦路で時速30km/hを超えてからの伸びと速度維持が非常に楽になった」 という声や、軽量モデルのVanyarだけでなくエアロモデルであっても「以前のアルミロードより登坂が楽になった」「スイスイ登れる」 というインプレが多く見られます。

乗り味に関しては、レース志向のガチガチに硬いフレームというよりは、適度なしなやかさ(柔らかさ)があり、長距離を走っても疲れにくいと感じるユーザーもいます。

これはカーボン素材による振動吸収性の高さ や、ワイドタイヤを装着できる設計 が寄与していると考えられます。

また、何よりも「自分がデザインしたロードバイクが安価で手に入る」という、無料カスタムペイントに対する満足感が非常に高いことが特徴です。

その他、丁寧な梱包状態 や、問い合わせに対するメーカー担当者の迅速で丁寧な対応 も高く評価されています。

ネガティブなインプレと注意点

一方で、いくつかの注意点も報告されています。これらは新興メーカーゆえの「当たり外れ」や「仕上げの甘さ」として認識されている部分でもあります。

最も多く指摘されるのが、BB(ボトムブラケット)周りの精度に関する個体差です。

具体的には「BBの圧入が非常に硬かった」「無理に入れるとフレームが割れそうで作業を中断した」、「付属のBBでは回転が重かった」 といった内容です。

これらは組み立てをプロショップに依頼することで、精度の確認やメーカーへの対応を含めて任せられるため、ショップ依頼の重要性を示すものでもあります。

走行性能に関しては、モデルによって「漕ぎ出しが少し重く感じる」、「高負荷時にフレームの横剛性がやや弱く感じる」 といったインプレもあります。

その他、細かな点として、以下のような報告があります。

  • ロゴが塗装ではなくデカール(カッティングシート)仕上げのモデルもあり、乗っているうちに剥がれてくるケースがある。

  • FD(フロントディレイラー)台座のリベット周りに工具が当たったような傷があった。

  • Quendiモデルで、フロントフォークとフレームが干渉して塗装が剥がれる。

  • 専用パーツの設計に関する問題(アンカーナットが付属トップキャップと干渉する、Falath EVOのシートポストクランプが工具を入れにくい位置にあり、アルミが削れやすい)。

これらのインプレを踏まえ、多くのユーザーは「この価格でこの性能とカスタム性が手に入るなら許容範囲」「新興メーカーとして割り切る心構えが必要」と総評しており、総じて満足度は非常に高いと言えます。

総括:エルブス ロードバイク 評判

エルブスのロードバイクに関する評判や特徴をまとめます。

  • エルブスは台湾に本社を置き、中国・深圳の自社工場で製造するブランド

  • 創業者はGIANTなど大手メーカーでの設計開発経験を持つ

  • ネット直販と自社工場での一貫生産により、高いコストパフォーマンスを実現

  • 高品質なフルカーボンフレームが10万円台から20万円程度で購入可能

  • 購入は公式サイト経由での個人輸入が基本で、決済はPayPalが主流

  • フレーム価格とは別に、商品受け取り時に輸入消費税(約6%)と通関手数料が必要

  • 完成車での販売はなく、フレームセット(バラ完前提)での販売のみ

  • 購入者は別途コンポーネントやホイールなど全てのパーツを用意する必要がある

  • 組み立ては専門知識と工具が必要なため、プロショップへの依頼を強く推奨

  • BB圧入精度などに個体差があるという報告が一部見られる

  • 最大の魅力は追加料金無料のカスタムペイントサービス

  • 公式サイトの3Dシミュレーターで誰でも自由にデザインを作成できる

  • 人気のモデルにはエアロの「ファラスエボ」や軽量の「ヴァンヤール」がある

  • 市場で希少となったリムブレーキ対応モデルも選択可能

  • 実際のインプレでは、価格を大きく上回る走行性能と満足度が得られると高く評価されている