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ロードバイクのフラットペダルはダサいのか?

フラットべダル2SHIMANO

ロードバイクのフラットペダルはダサい?誤解と選び方 ロードバイクに乗り始めたとき、「フラットペダルはダサい」という意見を聞いて、少し気になった経験はありませんか。

ロードレースのイメージが強く、ビンディングペダルこそ本格的だという風潮は確かに存在します。

しかし、最近ではライフスタイルに合わせて自転車を楽しむフラットペダル派のサイクリストも多く、その背景には明確な理由があります。

シマノや三ヶ島といった有名メーカーからは、高性能で軽量なモデル、中には最軽量を目指した製品や、剛性の高いカーボン素材を採用したペダルも登場しているのです。

一昔前のイメージとは異なり、デザイン性にも優れたおすすめの選択肢が増え、まさに最強、最高峰と呼べるモデルも少なくありません。

この記事では、フラットペダルが「ダサい」というのは単なる思い込みに過ぎない理由と、後悔しないための選び方を網羅的に解説していきます。

この記事のポイント

  • フラットペダルが「ダサい」と言われる背景と実際の評価

  • ビンディングペダルとの違いとそれぞれのメリット・デメリット

  • 高性能なフラットペダルの具体的な選び方

  • シマノや三ヶ島など人気メーカーのおすすめモデル

 

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ロードバイクにフラットペダルはダサい?誤解と実情

  • なぜ増えている?フラットペダル派の実態

  • メリット解説!なぜフラットペダルは選ばれるのか

  • 高性能モデルで走りは変わる

  • 軽量、最軽量モデルで快適な走りを

  • 究極の選択肢、カーボン製ペダル

なぜ増えている?フラットペダル派の実態

ロードバイクの楽しみ方が多様化する中で、フラットペダルを選択するサイクリスト、いわゆる「フラットペダル派」は確実に増えています。

その理由は、ロードバイクの用途がレースや本格的なスポーツ走行だけに限定されなくなったことにあります

例えば、通勤や通学、週末のカフェ巡りや買い物といった日常の足としてロードバイクを活用する人が増えました

このような使い方では、ペダルとシューズを固定するビンディングシステムは、乗り降りの多さや歩行時の不便さから、かえってデメリットになる場合があります。

フラットペダルであれば、専用のシューズを用意する必要がなく、普段履いているスニーカーや革靴で気軽に、そして安全に乗ることが可能です

また、プロのロードレーサーでさえ、トレーニング以外の街乗りでは乗りやすさを重視してフラットペダルを使用することがあるという事実は、フラットペダルが単に「初心者向け」というだけでなく、TPOに応じた合理的な選択肢であることを示しています

言ってしまえば、性能を追求するだけでなく、自分のライフスタイルに自転車をどう取り入れるかを重視する考え方が広まった結果、フラットペダル派が増加していると考えられます。

メリット解説!なぜフラットペダルは選ばれるのか

フラットペダルが多くのサイクリストに選ばれる背景には、安全性と利便性という、ビンディングペダルにはない明確なメリットが存在します。

安全性の高さ

最大のメリットは、足をペダルに固定しないことによる安全性の高さです。

信号待ちや予期せぬ障害物で急停止する際、ビンディングペダルの場合はクリートを外す動作に慣れが必要で、間に合わずに転倒してしまう「立ちごけ」のリスクが伴います

一方、フラットペダルなら足を乗せているだけなので、咄嗟に地面に足をつくことができ、立ちごけの心配はほとんどありません

この安心感は、特にロードバイク初心者や交通量の多い街中を走るライダーにとって、非常に大きな利点となります。

圧倒的な利便性と自由度

専用シューズを必要としない点も、フラットペダルの大きな魅力です。

ビンディングペダルを使用するには、クリートを取り付けた専用シューズが必須ですが、フラットペダルならスニーカー、革靴、サンダルなど、履いている靴を選びません

これにより、職場に到着してから靴を履き替える手間が省けたり、サイクリングの目的地で気軽に観光や散策を楽しんだりすることが可能になります

服装の自由度も高く、サイクルウェア以外のカジュアルな服装で乗りたい方にとっても、フラットペダルは最適な選択肢です。

身体への負担軽減

前述の通り、足をペダルに固定しないため、走行中に足首の角度や踏む位置を自由に変えられます。

ビンディングペダルの場合、クリートの位置が身体に合っていないと膝や足首に負担がかかり、痛みの原因となることがありますが、フラットペダルはそのようなリスクが少ないと考えられています

ロングライド中に足裏の特定の部分が痛くなった際も、踏む位置を微妙にずらして負担を分散させることが可能です

高性能モデルで走りは変わる

「フラットペダルは進まない」というイメージは、主に自転車に標準装備されている安価な樹脂製ペダルから来ています。

しかし、現在の市場には、走行性能を劇的に向上させる高性能なモデルが数多く存在し、ペダルを交換するだけで走りの質は大きく変わるのです。

高性能フラットペダルの鍵を握るのは、「剛性」「回転性能」「グリップ力」の3つの要素です

まず剛性ですが、高品質なアルミやカーボンで作られたペダルは、強く踏み込んでも歪むことがなく、ライダーの力を逃さずに推進力へと変換します

力のロスが少ないため、より少ないエネルギーで速度を維持でき、長距離でも疲れにくくなります。

次に回転性能です。ペダル軸に高品質なシールドベアリングなどを使用したモデルは、驚くほどスムーズに回転します

回転抵抗が少ないということは、ペダリングの負荷がそれだけ軽くなるということであり、特に長時間のライドでは体力の消耗を抑える上で効果を発揮します。

そしてグリップ力も欠かせません。

高性能モデルの多くは、靴底に食いつく金属製のピンが配置されていたり、滑りにくい表面加工が施されたりしています

これにより、雨天時や激しいペダリングでも足が滑るリスクが大幅に減り、安定した力の伝達が可能になります。

これらの要素が高次元で融合した高性能ペダルを選べば、「フラットペダルは走らない」という先入観は覆されるはずです。

軽量、最軽量モデルで快適な走りを

ロードバイクのカスタムにおいて、軽量化は走行性能を向上させる重要な要素の一つです。

特にペダルは常に回転しているパーツであるため、その重量は漕ぎ出しの軽さや登り坂での負担、さらには長距離走行時の疲労度に大きく影響します

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近年のフラットペダルは、素材や構造の工夫により、驚くほどの軽量化を実現したモデルが登場しています。

例えば、ボディの素材には軽量で加工しやすいアルミ合金が広く用いられていますが、さらに軽さを追求するモデルでは、より軽量なマグネシウム合金や、航空宇宙分野でも使用されるチタンといった高級素材が採用されることもあります

また、ペダルの形状も軽量化に貢献しています。

コンピュータによる強度計算を用いて、不要な部分を削ぎ落とす「肉抜き加工」を施すことで、十分な強度を保ちながらグラム単位での軽量化を達成しています

日本の三ヶ島製作所(MKS)が販売する「Compact」というモデルは、ペア重量わずか233gという驚異的な軽さを実現しており、これは数あるフラットペダルの中でも最軽量クラスに位置します

もちろん、一般的に軽量な素材や複雑な加工を施したモデルは価格が高くなる傾向にありますが、ペダルを数十グラム軽くするだけでも、走行感は明確に軽快になります。

軽やかなライディングフィールを求めるのであれば、ペダルの重量に着目することは非常に有効なアプローチです。

究極の選択肢、カーボン製ペダル

フラットペダルにおけるパフォーマンスの頂点を追求するならば、カーボンファイバーを素材としたモデルが究極の選択肢の一つとして挙げられます。

カーボン製ペダルは、他の素材では実現が難しい「軽量性」と「高剛性」という、相反する要素を極めて高いレベルで両立させているのが最大の特徴です

まず、その軽さは特筆すべき点です。

同じ体積の金属と比較して大幅に軽量なため、バイク全体の軽量化に貢献し、漕ぎ出しや加速、ヒルクライムでの軽快感をもたらします

前述の通り、回転部品であるペダルの軽量化は、走行性能への好影響を体感しやすい部分です。

一方で、ただ軽いだけではありません。

カーボンファイバーは金属に匹敵する、あるいはそれ以上の高い剛性を誇ります。

これにより、ペダリングの際に踏み込んだ力がペダルのたわみによって失われることなく、ダイレクトに推進力へと変換されます。

力の伝達効率が非常に高いため、より効率的な走りが可能になります。

ただし、このような高性能素材にはデメリットも存在します。

最も大きな点は、価格が非常に高価であることです

また、カーボンは金属と異なり、一点に強い衝撃が加わると割れてしまう可能性があるため、岩場などにぶつける可能性があるオフロード走行などでは、取り扱いに注意が求められます。

したがって、予算に制約がなく、最高の走行性能と所有する満足感を求めるライダーにとって、カーボン製ペダルは他の素材にはない魅力を持つ、まさに最高峰の選択肢と言えます。

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ロードバイクのフラットペダルはダサいと言わせない選び方

 

  • 定番!シマノ製ペダルの特徴

  • 高品質な日本製、三ヶ島ペダル

  • 初心者にもおすすめのモデルとは

  • 最強、最高峰のモデルを徹底比較

  • 結論!ロードバイクにフラットペダルはダサくない

定番!シマノ製ペダルの特徴

フラットペダル選びで迷った際に、まず候補に挙がるのが世界最大の自転車パーツメーカーであるシマノ(SHIMANO)です。

その製品は、世界中のサイクリストから絶大な信頼を得ており、高い品質と安定した性能が魅力です

シマノのフラットペダルの多くは、マウンテンバイク(MTB)で培われた技術を応用しており、全体的に頑丈で踏面(足が乗る面)が広い設計が特徴です

広い踏面は足元の安定感につながり、ペダリング中に足がずれにくいというメリットがあります。

また、高い耐久性を備えているため、毎日の通勤・通学といったハードな使用環境でも安心して長く使い続けることが可能です。

代表的なモデルとしては、「SAINT」グレードの「PD-GR500」が挙げられます

このモデルは、交換・高さ調整が可能な9本のピンが配置されており、靴底にしっかりと食いつき、悪天候でも高いグリップ力を発揮します

よりカジュアルな用途には「PD-EF202」や「PD-EF205」といったモデルがあり、これらは豊富なカラーバリエーションと丈夫なアルミボディで、街乗りバイクのドレスアップと実用性を両立させます。

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どのモデルを選んでも価格以上の性能を発揮してくれるため、「まずは信頼できるメーカーの製品から試したい」と考える方にとって、シマノは最も堅実な選択肢の一つです。

高品質な日本製、三ヶ島ペダル

「ペダルといえばミカシマ」と言われるほど、国内外で高い評価を受けているのが、日本の老舗ペダル専門メーカー、三ヶ島製作所(MKS)です。

創業以来、一貫して日本国内での生産にこだわり、プロの競輪選手が使用するNJS認定ペダルを製造するなど、その品質と精度は世界トップクラスです

三ヶ島ペダルの最大の特徴は、驚くほど滑らかな回転性能にあります

高品質なベアリングと精密な加工技術によって生み出される「よく回る」ペダルは、ペダリング時の無駄な抵抗を極限まで減らし、ライダーの疲労を軽減してくれます。

手で弾くだけでいつまでも回り続けるかのような滑らかさは、多くのサイクリストを魅了しています。

デザインや用途に応じた豊富なラインナップも魅力の一つです。

例えば、「ALLWAYS」は、スニーカーなどの普段履きの靴でも滑りにくく、かつ靴底を傷めにくいように設計されたスパイクピンが特徴で、街乗りからツーリングまで幅広く対応します

 

クラシカルなデザインの「SYLVAN」シリーズや、吸盤状のユニークなグリップ面を持つ「LAMBDA」など、個性的なモデルも揃っています

メンテナンスをすれば長く使い続けられる耐久性も備えており、初期投資は多少高くても、結果的にコストパフォーマンスに優れる場合も少なくありません。

乗り心地に妥協したくない、長く愛用できる逸品を求めている、そんなライダーにとって三ヶ島ペダルは非常に満足度の高い選択となるはずです。

初心者にもおすすめのモデルとは

ロードバイクを始めたばかりの初心者にとって、最初のペダル選びは、今後の自転車ライフの楽しさを左右する重要なステップです。

高価で高性能なモデルにいきなり手を出すよりも、まずは安全性、扱いやすさ、そしてコストパフォーマンスのバランスが取れたモデルから始めることをおすすめします。

安全性を重視した選び方

初心者にとって最も大切なのは安全性です。

特に夜間に走行する機会がある場合は、車のライトなどを反射するリフレクター(反射板)が付属しているモデルを選ぶと、被視認性が高まり安心です

また、踏面が広く、表面にしっかりとした滑り止め加工が施されているペダルは、不意に足を踏み外すリスクを減らしてくれます

素材と価格のバランス

素材としては、比較的安価でありながら十分な耐久性を持つ樹脂製やアルミ製のペダルが初心者には適しています

樹脂製ペダルはカラーバリエーションが豊富で、車体に合わせてコーディネートを楽しむことも可能です。

アルミ製は樹脂製よりも剛性が高く、よりダイレクトな踏み心地を体感できます。

信頼できるメーカーの入門モデル

具体的な製品としては、シマノの「PD-EF202」や三ヶ島製作所の「MT-FT」、あるいは自転車メーカーであるブリヂストンが販売している樹脂ペダルなどが挙げられます

これらの製品は、信頼性の高いメーカーが製造しており、手頃な価格帯でありながら基本的な性能はしっかりと押さえられています。

まずはこのような定番モデルでフラットペダルの扱いやすさに慣れ、自分のライディングスタイルが確立してきた段階で、より高性能なモデルへステップアップしていくのが賢明な方法です。

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最強、最高峰のモデルを徹底比較

「最強のフラットペダル」の定義は、ライダーの目的や好みによって異なります。

ここでは、それぞれの分野で最高峰と呼べる特徴を持つモデルを比較し、どのようなライダーに適しているかを示します。

メーカー / モデル例主な特徴こんな人におすすめ

三ヶ島製作所 (MKS) / ALLWAYS

 
業界最高水準の滑らかな回転性能 。靴を傷めにくい絶妙なグリップ力。長距離を快適に、疲れにくく走りたいツーリング派。

シマノ (SHIMANO) / PD-GR500

 

高い剛性と耐久性を誇る頑丈なボディ 。調整可能なピンによる強力なグリップ力

グラベルロードや悪天候など、タフな環境で性能を求めるライダー。

クランクブラザーズ (CRANK BROTHERS) / STAMP 11

 
チタン製スピンドルを採用した超軽量モデル 。薄型デザインによる安定感とコーナリング性能。1グラムでもバイクを軽くしたい、ヒルクライムやレースでのパフォーマンスを追求する軽量化志向のライダー。
GORIX (ゴリックス) / GX-OIL11光の当たり方で色が変わるオイルスリックカラーが特徴 。薄型で広い踏面による安定性。走行性能はもちろん、バイクの見た目や個性を重視するドレスアップ派。
Promend / カーボンファイバーペダル

カーボン素材による軽量性と高剛性の両立 。優れた力の伝達効率。

 
予算を惜しまず、最高の走行性能を求める本格志向のライダー。
 

このように、一口に最高峰と言っても、その強みは様々です。

回転性能を重視するのか、軽さを求めるのか、あるいは見た目の美しさを優先するのか。

自分のライドスタイルと価値観を照らし合わせ、各メーカーが誇るフラッグシップモデルや個性的な製品を比較検討することで、あなたにとっての「最強」の一台がきっと見つかります。

結論!ロードバイクにフラットペダルはダサくない

  • ロードバイクの楽しみ方はレースや速さだけではない

  • フラットペダルは街乗りや通勤といった日常使いに最適

  • 服装や靴を選ばない自由度の高さが最大の魅力

  • 専用シューズ不要で気軽にロードバイクを始められる

  • 急な停止時も安心な安全性の高さは初心者にもおすすめ

  • 「ダサい」というイメージは安価な標準品に起因することが多い

  • 近年のモデルはデザイン性が高くスタイリッシュ

  • シマノや三ヶ島など信頼できるメーカーが多数存在する

  • 高性能モデルは走行感を大きく向上させる

  • 剛性の高いペダルは力の伝達ロスを減らす

  • 回転性能が良いペダルは疲労を軽減する

  • 強力なグリップ力は雨天時でも安定した走行を可能にする

  • カーボンやチタンを使った超軽量モデルも存在する

  • 自分のライフスタイルに合ったペダル選びが最も大切

  • 周囲の評価を気にせず自分らしいスタイルで楽しむことが一番

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